2021年防災訓練報告

~もくじ~

あざみ野第二小防災運営委員無線研修(12/19)

すすき野小防災訓練(11/28)

鴨志田緑小防災訓練(11/20)

荏田小防災訓練(11/13)

昭和大学藤が丘病院地域合同防災訓練(10/24)

青葉区災害時通信訓練(1/24)

谷本中移動運用訓練(1/17)

MCA無線習熟訓練(1/16)

◆あざみ野第二小防災運営委員無線研修 12/19(日) JH1OSV 宮本さん

本日は、あざみ野第二小防災拠点運営委員無線研修(仮称)に参加させて頂き、誠にありがとうございました。

初めは倉庫整理とANT機材チェックの予定だったようですが運営委員の皆さんが、
無線の説明を聞いて下ったと思ったらANT組み立て作業まで熱心に手伝って下さりビックリです。
日ごろから、足繁く拠点倉庫に通い、色々な点検をなされてきた小方さんの下地づくりの賜物と感じました。
拠点の運営委員さんの中から、免許を取られ、YTSのメンバーになられる方が沢山出ることを期待いたします。
写真と訓練記録を添付しました。

現地参加局
JA4FHZ/1
JK1CIH
JK1HZP(関さん事務所スタッフ)
JG1VFH
JH1OSV

応援局
JA1PSV
JE1GUU
JE1XWH

突然の発信に対応してくださった局、大変ありがとうございました。

    

  

◆すすき野小防災訓練 11/28(日) 7M4TBA 古賀さん

旧すすき野小学校防災訓練参加の皆さまお疲れさまでした。
本訓練は、主に災害発生時に於ける避難所の新型コロナウイルス
感染症対策をメインシナリオとして体育館内にて実施されました。
一方、YTSの運用は屋外、冬型の気圧配置にて北風の天候でしたので
寒さを心配しておりました。
しかし、気持ち良く晴れていたのと、主に宮本さまをはじめAブロック
の方々の暖かいご支援頂きました、北風の寒さは余り感じませんでした。
ご多忙中、参加各局の皆様方ありがとうございました。

本日の訓練参加局をご報告します。

拠点:旧すすき野小学校
通信訓練時刻:9:30-10:30

☆現地参加局
JA3DMU
JG1VFH
JH1OSV
JL1WWW
JA1PSV
JH1MOD
JH1UDT
JA4FHZ
7M4TBA

☆交信局
JA2GUW(レピーター使用にて2エリアより)
JA1HWH(仮想区役所局 Homeより)
JF1KRU(JQ1YVN所属 休日診療所より)
JE1LKK
JK1CIH
JF1JPX
JE1GUU

☆使用機器
携帯型発電機:HONDA enepo
安定化電源:ALINCO DM-331D 30A
リグ:ICOM IC-2820
   ICOM IC-705
   ICOM ID-51
ANT:GP2基

   

   

  

◆鴨志田緑小防災訓練 11/20(土)

=== 上野さん(JP1KLI) ===

訓練参加皆様
本日の訓練大変お疲れ様でした。
あざみ野第二小学校でも行われましたが、私は鴨志田緑小学校に参加しました。
他のブロックからも多数の参加者を迎え、はじめての方もいらっしゃる中で様々な確認ができたと思います。ありがとうございました。
今回、拠点の訓練に合わせて青葉区役所総務課防災担当と発生した際の情報の連絡体制について検証を行いました。大江さんのオペを区役所側で渡辺さんに受けていただきそのそばに老松防災担当係長についていただき検証を進めました。
 内容については拠点側はこれまで実施していた内容とほぼ変わりませんが、拠点運営本部から区災害対策本部側に伝達したい内容を伝えてもらいそれを対策本部情報版のフォーマットに記載、それをアマチュア無線を返して区役所総務課に伝えます。ここまでは同じです。
 受信後、総務課では災対本部情報班である地域振興課にこの情報を渡して対策本部全体で処理をしてもらうようになります。この部分がこれまで訓練を行えていなかったのでこの区役所の中の動きをシミュレーションして総務課が収集した情報を的確に検討そして回答までしてもらえるように現在調整を図っています。
 この整理にはもうしばらくかかるかもしれませんが、また拠点の訓練を活用させていただきつつ体制強化も図りたいと思います。
今回の訓練の課題等については整理してまたお知らせしたいと思います。
本日区役所に入っていただきました渡辺さん、鴨志田緑小学校でご協力をいただいた支部員皆さん本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
最後に私は片付けの途中で失礼してしまいました。その後区役所で老松係長と今回の訓練の総括をしておりました。片付けに参加できず大変申し訳ありませんでした。
以上ご報告申し上げます。

=== 大江さん(JF1JPX) ===

今回は、上野支部長からもレポートをいただきましたが、今回初めて

青葉区役所総務課防災担当の老松防災担当係長にもご参加いただき

拠点運営本部から区災害対策本部側に伝達したい内容を模擬的に

伝達する訓練を行いました。

なかなか慣れない中での対応にて、1通当たりの時間にかなりの時間を

要してしまい、区役所側からすると、41拠点から連絡が入るので、

もっと要件をコンパクトに、且つ、迅速に伝えないといけないと

思った次第でした。

そういった意味では、あらかじめ、ある程度伝える内容を決めておき、

端的に伝えられるように準備をしておくことが重要なのかなと感じました。

今回は、とても良い勉強、機会をいただき、ありがとうございました。

最後に、当日の訓練参加者情報をお伝えいたします。

現地参加者:JP1KLI、JH1OSV、JG1VFH、JE1RAK、JE1TMO、JG0OJR、JE1GUU、JF1JPX

区役所局:JA1HWH

遠隔支援:JA1PSV、JA4FHZ

    

    

    

◆荏田小防災訓練 11/13(土) JN1BAF 石川さん

拠点:荏田小学校
訓練開始:9:50-11:30
リグ  :FTM-100DH 20W ANT:X5000 GP(体育館2階東側に設置)
発電機 :HONDA カセットボンベ式
OP:JN1BAF(石川) JE1LKK(飯島さん)

■参加局
JO1YTS 52 57
JH1OSV 59 59
JA1PSV 59 59
JF1JPX 53 43
JG0OJR 52 51

■運用について反省
 通信訓練シナリオにそって訓練を実施したが、拠点名(青葉区役所・荏田小)
 での応対となっていた。
 オペレータが分かるように今後はコールサインも含めて使用するようにしたい。

■屋外運用
 アンテナから本部まで同軸ケーブルが届かなかったため屋外で設置
 防水コンセントが使用できなかったため、発電機使用
 1時間半程度の運用でカセットボンベ半分程度消費

■都筑区支部
 支部長の半田さん他2名 荏田小と都筑区役所との交信訓練を実施していた。

 都筑区支部のメンバーの避難拠点は荏田小ではないとのこと。
 有事の時は都築区支部は対応しないと思われる。
 荏田小を避難拠点としているのは、Cブロックの飯島さんと石川2名となる。

最後に、飯島さん、荏田小と区役所の両方の掛け持ちありがとうございました。

◆昭和大学藤が丘病院地域合同防災訓練 10/24(日) JA3EVC 酒井さん

今年は、新型コロナ感染予防の観点から、病院関係者 医師会関係者、非常通信から、酒井が参加しました。 

今回は、机上訓練中心のため、消防・警察・地域自治体からの参加はありませんでした。

 

東京湾北部地震(首都圏直下地震)最大震度6強 (青葉区震度6弱)平日昼間に発災を想定での訓練。

8:30 開会挨拶に続き、各所から緊張感のある報告がなされました。

     リハビリテーション病院、昭和大学北部病院等の連携確認もとられていました。

9:15には、医師会移動の先生方と小生の無線連絡確認をとりました。

          管理部の報告では、非常電源は3日間使用可能とのことでした。

10:00頃 リハビリセンター関係先生方が藤が丘病院に集合され、10時15分頃散会しました。

以上、簡単ですが、報告します。

 

◆青葉区災害時通信訓練 1/24(日)

災害時医療に関わる通信訓練を、区医療調整班、災害時協力病院および定点診療拠点と合同で実施しました。

参加者の経験を積むとともに組織的、システム的課題を抽出し、次年度以降、マニュアルや

訓練内容の検討を行うことを目的としています。

各定点拠点ごとのレポートを掲載します。

==美しが丘小学校 宮本さん(JH1OSV)==

訓練参加者の皆様、ZOOMで参加された皆様

本日は大変お疲れ様でした。

 

【現地参加者】(全15名)

 

医師会 桜井先生

歯科医師会 河合先生(MCA無線機MC)

拠点運営委員 植田さん、上田さん、伊藤さん、峰村さん、上杉さん、村上さん、五十野さん、小林さん

美中拠点より 西山さん

 

(YTS4名)

JG1OVT 小林さん

JJ1BRY 政野さん (消防団)

JJ1VXE 吉村さん (消防団)

JH1OSV 宮本

 

【アマチュア無線関係】

今日は雪を覚悟していましたが弱い雨で良かったです。

先週に引き続き、ノンラジアルのGP(宮本個人ANT:ラジアルがないため、4.5mの伸縮ポールにつけても持ち運びが楽)を

屋上に設置し、438.34MHzの通信を確保しました。

釣りで愛用している電動リール用リチウムBT(16V)を、DC-DC可変コンバータを使って7.8Vまで下げ

ID51に接続し運用しましたがFBでした。

 

438.34MHzで通信を行った局

(訓練なので、YTSチャンネルでの通信は最小限にしました。)

 

JP1KLI 上野さん(区役所)

JA2GUW小野さん(みなし嶮山小)

JA1WWB高崎さん(ご自宅)

JA4FHZ 小方さん (早朝D-STAR ご自宅?)

 

【MCA無線機通信訓練の目的に関して】

 今回初めて、災害時医療に関わる通信訓練を、区医療調整班、災害時拠点病院、

複数の災害時協力病院および定点診療拠点と合同で実施でき、第一歩を踏み出せたという印象です。

MCA無線機テーブルに着いた方々の感想で「レスポンスが悪い」「医療調整班のMCA無線機が1台は少なすぎ」などが

出されたことは、システム的課題のあぶり出しとしての成果だと思います。

 

【訓練の目標に関して】

〇区医療調整班のマイクコントロール(M C)により、区医療調整班から各組織に対しての一斉情報提供、

各組織から区医療調整班への情報提供依頼ができること

→ほぼ出来ていました。

〇参加各組織からの同時発話による混乱の中での通話を体験すること

→レスポンス、3分ルールなどのしばりで各拠点が苦労されている様子を

皆さん感じられていました。山本先生が、「ここで一度切ります。」と言われた時などは皆、納得!という感じでした。

〇呼びかけに対して、現在の状況や伝達情報をコンパクトに応答する経験

をすること

→MCが自分が送信する内容を3分以内で伝えられるよう

緊張してしまい、質問された内容とは違う場面で、搬送先決定依頼を出してしまう一幕もありました。

因みに、内容は流されましたが、少し早くなって1分で終わってしまい、バイタルサイン等が正しく伝わる速度かどうかは不明でした。

 

〇発災時に起こりうる混乱を想定し、次回の訓練やいざというときに向け、課題を見つけて共有すること

→朝、以前確認したはずの電源の延長コードが見当たらず困りました。

電源の延長コード、MCA接続先一覧票の常時配備を依頼しました。停電時は発電機用意ですねという声も聞けました。

 

【その他】

今回、小林さん、政野さんのご尽力でZOOM中継において医療調整班等の様子が

運営委員さんらにも共有できたことは、視覚的効果として、大変大きな意味がありました。

ありがたいです。

PCやタブレット接続には携帯のテザリングが有効でした。

学校に支給されたポータブルWiFiの動作については、今一度確認したいところです。

運営委員さんは接続キーを共有しました。

 

訓練終了後に、運営委員さん数名と、桜井先生、河合先生らで個別接続の練習を行い、

皆さん納得され、最後は桜井先生が医療調整班の本島さんと話し、解散となりました。

 

本訓練の為に、お忙しい中準備された、上野支部長大変お疲れ様でした。

コロナがなければ皆で一杯やっていたことでしょうね。

    

   

   

   

==あざみ野第二小学校 小方さん(JA4FHZ)==

きょうは雨の中をお疲れさまでした。

今回のような多くの関係者での無線通信訓練は初めてでしたが、

多くの課題が実感できて有意義でした。

医師会の先生方、福祉保健課の皆さまには事前準備が大変だったでないでしょうか。

ご苦労さまでした。ありがとうございました。

 

==元石川小学校 陸川さん(JG0OJR/1)==

元石川小拠点の訓練状況を報告をします。
飯塚さん、訓練の様子、写真に撮影していただき、ありがとうございました。
MCA通信訓練でいろいろな課題が見つかり、非常に有意義でした。
また、実際に地域の担当医師がオペレータを体験されたこともよかったです。
■参加者
-地域
運営委員会事務連絡局 執行さん
救護班長 金丸さん
オブザーバー 白木さん
非常通信 JL1WWW飯塚さん、JG0OJR/1陸川
学校 鈴木校長
-医師/歯科医師
医師 吉村先生
歯科医師 坂下先生(★MCA通信オペレータ)
■当日の主な流れ
09:30 現地着、体育館に医療拠点本部設置
09:40 医療通信班とMCA交信開通
09:58 Zoomにて中継開始
10:00 災害時訓練開始
11:40 災害時訓練終了
11:50 撤収
■感想
・MCA通信に特化した訓練なので、関連した問題点があぶりだされて、非常に有意義だった。
・Zoomで医療調整班、他拠点の様子がわかるのは便利だった。
・開通前に、438.34MHzで上野さんと通信できたのは心強かった。
・オブザーバー白木さんのもとで、参加者一体となった通信訓練ができた。
・患者搬送依頼の接続が大変。他拠点に先を越されるとその間、待たされてしまう。
・時間の割に、有効な伝達事項が少ない。回線切替にかかるオーバーヘッド時間が大きいと感じた。
・搬送拠点調整(調整班ー病院)、被災状況や搬送依頼の伝達(拠点ー調整班)、この2つを1回線でこなすのは大変と感じた。
・元石川小の4番と美しが丘小の4番、搬送患者の情報で一時混乱したことがあった。
・通信オペレータが、調整班の呼びかけに応答できないことがあった。オペレータは常にMCAに細心の注意を払うべき。
・時間の都合で、MCA立ち上げ方法詳細まで紹介できなかった。
・次回もしあれば、地域の人たちにMCA立ち上げ方法詳細を共有したい。
    

==嶮山拠点 鈴木さん(JA1QJH)==

過日のMCA訓練お疲れ様でした。

当日私はみなし剣山拠点として小野さんと担当させていただきましたが勤務の関係で前半のみで小野さんにバトンタッチしてしまいました。

当日は訓練ということで予めシナリオができていて参加拠点・医療機関が事前に把握され医療調整班も開局された状態で調整班の指示・宰領によりスタートしましたが発災時には拠点・医療機関・調整班とも参集人員・資機材のセットアップなどそれぞれに大きな差があり、最悪開設不能な所も生じることと思われます。

調整班がトップに開設出来れば統制がとれて良いのですが開設出来た拠点から早い者勝ちで通話をしょうとすると混乱は避けられません。

MCAの1システムだけでは非常に困難と思われます。

一番大変なのは調整班で聴く・話す・メモる・整理する・スタッフの指揮をするなどマンパワーが限りなく必要となるでしょう。

発災時にはシナリオなしのぶっつけ本番なので将来的にはそれに沿った訓練も必要かと感じました(発災時刻・模擬患者情報のみ) ただし患者情報はその拠点のみに開示

なお、医療機関についても傷病者が直接来院して混乱が予想され、外来診療の継続可否判断・入院患者の避難誘導など病院の総力戦が予想されMCA運用の難しさも考えられます。

いつもいつも皆様にご迷惑をおかけしている者が大きなこと言える立場ではありませんが気づいたことを述べさせていただきましたがまだまだ検討課題が山積みだということを痛感いたしました。

◆谷本中移動運用訓練 1/17(日) JA1TLP 野口さん

1/17本日午前、(支部キャップ着用にて)移動中に交信お相手頂きました皆様、有難う御座いました。

訓練報告いたします。

<移動行程>

 09:00 千草台交差点

 09:15 梅が丘第二公園 = いっとき避難場所

 09:20 東名高速 上り港北パーキングエリア ぷらっとパーク入口(ルート中、もっとも低地)

 09:30 谷本中学校防災拠点(Fブロック)付近

<交信状況>
終始ホームからお相手頂きました
JI1BIF 相馬さん 地形に関わらず メリット5

青葉台からの
JF1KRU 山本先生ハンディー機ででもメリット5

またアンテナ作業、鷺沼公園付近?の
JH1OSV 宮本さん、御一緒の
JR1VNR 青木さん
JJ1RPV 矢島さん
こちらの電波は途切れがちの様でしたが高台との事で、当方には皆さん概ね59で取れておりました


また本来、山本先生が詰める予定の青葉区休日診療所は川沿いでもあり万一、移動出来ない場合には本日開局された青葉台から指揮を取られるとの事、診療拠点である谷本中学校とハンディー機で繋がった交信テストは有意義でした

なお当局ハンディー機のバッテリーが無くなり、山本先生に交信終了ご挨拶できず失礼いたしました
予備のハンディー機は乾電池動作の為、出力が強制的にLOWモードになってしまい届きませんでした
今後の課題とさせて頂きます


     
梅が丘自治会                            安否確認で各戸に提示された手拭い

(谷本中学校防災拠点訓練)掲示

          

ぷらっとパーク入口表示   谷本中学校 正門

 

◆MCA無線機習熟訓練 1/16(土)

YTSメンバのための、MCA無線機習熟訓練が行われましたので報告します。

■1/16(土)10時~12時

■参加拠点: 美しが丘小学校、元石川小学校、あざみ野第二小学校

==美しが丘小防災拠点 JE1XWH 木下さん==

実施場所 美しが丘小学校 1F多目的室

参加者 JH1OSV 宮本さん、JA3DMU/1山嵜さん、JG0OJR/1陸川さん、JG1OVT小林さん、JE1XWH 木下 (順不同)

 

9時15分集合。簡易説明書を見ながらMCA無線の設置。

今回アマチュア無線は、GPを宮本さんが持って来てくださり、屋上に設置。

9時40分、MCA無線、アマチュア438.34MHz設置完了

陸川さんによりZOOMで訓練内容を配信していただきました。 

12時15分頃通話訓練終了。

 

MCA通信実施局

青葉医師会(元石川小設置)元石川小、あざみ野第2小

アマチュア無線通信局

438、34MHz

JK1CIH関さん、JA1WWB高崎さん、JL1WWW飯塚さん、JA4FHZ小方さん。

D-STAR

JA1HWH渡辺さん

 

 

MCA無線について

 

本体裏側 N-J型接栓

1Fの窓枠にMCAアンテナを設置。マグネットマウントのケーブル付きでN-Pコネクタ付き。

それを本体に接続し、壁から延長コードを使用して机上にセット。

受信感度は窓際設置でバーグラフ2本、室内中央はバーグラフ1本。(フルは3本)2本でクリアに交信可能。

本体の電源コードが短いため机上までの延長コードは必須。

本体には充電バッテリーがついており、コンセントを外しても通信が可能。

 

操作方法 

グループ交信と個別交信

当初は、本体が青葉G(グループ)に設定されていて、結果青葉G交信はできたが、拠点個別交信については操作方法に戸惑い、最初のモード切り替えボタンを押していなかった為、個別設定ができず通話が出来なかった。説明書の再読によりモードボタンを押してG交信と個別交信のどちらかを選択し、それから3桁の数字を入力することにより元石川小との個別通信に成功した。

青葉Gでは各拠点間の交信が受信できたが、拠点個別通信の場合は設定拠点以外は通話内容が傍受できないことを確認。

 

交信の感触

音質は良い、声の遅延もそれほど不便に感じなかった。

他局が交信中は本体の設定で電波が出せない。(かぶせることはできない)

 

 

トリアージ模擬交信

別紙3の原稿を使用して模擬の交信をおこなった。

患者の名前や負傷の状況を伝え、救急搬送の依頼を行った。

今回の通話では1名の患者の通話でも時間がかかり、内容も原稿を読んでの実施であったが、実際に多数の負傷者が集まった場合は1名の通話でも3分ぐらいかかり、通話もしどろもどろになると思われることから、通話にかなりの時間と混乱、チャンネルが埋まっていて通話自体ができない、3分経つと強制的に通話がダウンするなどにより、の混乱が予想されるのではと思った。

 

 

総評

MCA無線機の操作には必ず事前の訓練が必要であると痛感した。

アマチュア無線の操作感覚では使用できない。

他局との話中の終了待ってのチャンネルは空いているのを確認しての送信など、癖があり通話の開始に戸惑うこともあった。

3分の通話時間制限は、トリアージでも触れたが、あっという間に3分がたってしまい。通話が勝手に終了してしまう。

個別通信は相手の3桁番号を事前に把握していないと本体のメモリーを呼び出せず、通話ができない。

 

良い点は、比較的立地条件が悪い場所でも、簡易アンテナで通話が可能。(エリアの電界強度が良いのか)バッテリー付きの筐体で。比較的場所を選ばずクリヤな運用が可能。

通話相手の名前(元石川小など)表示されるので、どこからきているのかがわかりやすい。

 

アマチュア無線については、MCA無線設置場所が建物と建物の間の1階であることから、

ハンディのアンテナのみでは区役所との通話は困難。屋上にアンテナを設置するのが望ましい。

   

  

 

==元石川小学校==

写真のみ掲載

  

 

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